2024年のコスメ購入品、第二弾。文字通りSHISEIDOを愛しSHISEIDOに愛された3ヶ月の振り返り。
正直なところ4月に復職(というか転職)して以来、子の体調不良に自分の体調不良に慣れない職場にと振り回された結果、ほぼ何の記憶も残っていない3ヶ月でした。人生始まって以来一番疲れてた3ヶ月だと思う。
当然ながらコスメを楽しむ余裕もなく、平日は決まったアイテムにお世話になることが多かったかな。
とはいえ夫に言わせれば今季も飽きることなくコスメのブランドサイトをくまなく読み、インスタでブックマークを溜めまくり、夫の野球トークには上の空の返事ばかりだったそうなので、数は少なくても精鋭揃いな新着(我が家に、という意味で)コスメたちをしっかりご紹介します。
4-6月コスメ購入品一挙公開
久しぶりに自分のお給料(育休手当も立派な収入ではあるけど、純粋な労働の対価という意味では久しぶり)を手にした3ヶ月、気持ちの余裕のなさが表れたなと思ったのが王道ブランドへの回帰。
この四半期は新しいブランドへの挑戦がほぼなかったなと振り返ってみて思いました。やっぱり心に余裕がないと新しいものに向き合う勇気も楽しむ元気も湧いてこないよね。
この際立つ資生堂びいきにもわたしの心持ちがよく表れている気がする。もちろん大好きなブランドと言う安心感があるものの、アイテムごとに見れば使ったことのなかったものが大半なので、これはこれで新しい発見があって楽しかった。
- SHISEIDO オーラデュウ プリズム イルミネーター
- SHISEIDO クリアサンケアスティック
- SHISEIDO エッセンシャルエナジー ハイドレイティングクリーム
- SHISEIDO フューチャーソリューション LX アイクリーム
- マキアージュ ロングステイアイライナー BR662
- クレドポーボーテ タンクッションエクラ ルミヌ レフィル
- ラブライナー リキッド DBR
- リアボーテ シェリースキン CC
SHISEIDO オーラデュウ プリズム イルミネーター
最近は定番メイクみたいなものが固まってきていて、よく言えば不満がなく毎日メイクを楽しめている。が、悪く言えば新しいものに挑戦しなくなってしまった。これはいかん!と思いつつ、コスメも物価高ど真ん中だし買ってみて失敗した時のガッカリ感が日に日に増しているので、結局口コミとかを慎重に見定めてしまう。なんてつまらん消費の仕方よ!とは思いつつも、顔も知らないインフルエンサーがバズらせたアイテムを後追いで買ってしまうことも増えた。
そんなことをつらつらと考えていたら、資生堂の公式インフルエンサー?美容部員インフルエンサー?的な方々のインスタを眺めるのにハマってしまった。その中のとあるインフルエンサーさんの投稿でツヤッツヤに輝く頰に衝撃を受け、そのまま買いに走ったのがこちら。結局ソーシャルメディア情報に踊らされていると言えばその通りなのだけど、資生堂の社員さんによる公式情報なのでカウンターで実際にBAさんに相談して決めたようなものだと整理している。
・・・とまあうだうだと御託を並べたものの、このハイライターはもっとバズってても不思議じゃないのにな?というのが正直な感想。メイクの仕上げにとても上品なツヤを加えてくれるし、はやりのパーソナルカラーとか関係なく誰でも使いやすいアイテムだと思う。
特にこだわりなく使っていたボビィのハイライターと比べるとより繊細で、まさに「濡れたような」ツヤに仕上がるのでとても気に入っている。ボビィも変わらず好きだけど、よりギラッとラメ感が強いので目指したい方向が少し違うというか。一方のSHISEIDOは抜かりない万人ウケが狙えるアイテムという感じ。万人ウケというのも使い方が難しい単語になりつつある気がするが、勤め人としては「変に嫌われない」というのは変わらず大切な要素なので。
それにしても彼女たち、いちサラリーマンなのに素顔も名前も(これはニックネームだと思うけども)ネットで公開していてすごい。もちろんお仕事なので資生堂系列ブランドしか紹介されないけど、他ブランド含めた本気のレビューみたいなのいつかやってほしい。
SHISEIDO クリアサンケアスティック
こちらは2回目のリピ買い。昨年の夏にサッと塗れる日焼け止めを探して行き着いたもので、とても気に入っているので今年もお世話になることにした。
日焼け止めとしての効果は資生堂ブランドなので疑いはなく、その上で手を汚さずに塗り直しができるというのはもうありがたい限り。時間のない朝、マンションのエレベーターでささっと首や腕に塗れるので本当に助かる。
あと、このアイテムの真価はメイク直しに重宝することだと思っている。メイクの上から大胆にぐいっと塗っちゃうのだけど、メイクもよれないしその上にファンデを付け直しても汚くならず、なんて優秀な子・・!と毎度びっくりしている。都会の方は知らないと思いますが、福岡は東京よりも1時間ほど日没が遅く、夏場の帰宅時間にはそれはもう燦々と西日が照り付けてくるので、帰宅前のUVケアは必須なのです。
デメリットが思い浮かばないソツのない子だけれど、次はメンズ用を試そうと思っていたのをすっかり忘れて今年もこのブルーを買ってしまったので、この夏の間に使い切れそうだったら次は今度こそメンズを使ってみようと思っています。
SHISEIDO クリームとアイクリーム
名前長すぎるんよね。転記するのがめんどくさくなってしまったよ。
赤い方(雑)は出張に保湿クリームを忘れたことに気がついて急遽三越に駆け込んで調達したもの。最近のコスメ界のとんでもないインフレっぷりを思うと、50gで7,150円はとてもリーズナブルで手が出しやすかった。テクスチャーはしっとりしていて水分を感じる処方なので、暑くなってきてからも抵抗感なく使えている。真冬以外はあまり重すぎるクリームよりこのくらいの軽さが肌馴染みもいい気がするのよね。
そしてアイクリーム(黒い方)はかなりのお気に入り。今季のスキンケアではマイベストです。
このフューチャーソリューションというシリーズ自体初めて使ったのだけど、SHISEIDOの中のアンチエイジング特化ラインらしく、アラサーミドサー世代の目元口元悩みにしっかりアプローチしてくれる優れもの。
目元のぼやっと感が気になってきて、SHISEIDOカウンターに駆け込み一番濃ゆいテクスチャーのアイクリームをくださいとお願いして提案してもらい、言われるがままに決めたもの。正確には「アイクリーム探してまして・・」→「たくさん揃っておりますがお好みなどございます?」→「一番濃ゆいこっくりしたやつお願いします!」→「よしきたこれです!(ドーン)」な流れだったので、間違いなく今のSHISEIDOのラインナップで最も濃いアイクリームなのでしょう。
最近は夏でも(エアコンつけるし、夏だからこそなのかも)乾燥小じわが気になるので、思い切って保湿に全振りしたアイクリームにしてみたのだけど、これが大正解だった。ここのところ夕方に鏡を見ては自分の目周りのヨレヨレっぷりに絶望していたのがだいぶ改善されて嬉しい。
アイクリームってほんのちょびっとの量でなかなかのお値段なので新しいアイテムに手を出すハードルが本当に高い。今回は長年の相棒POLA BAから乗り換えたのでそれなりに勇気もいったけど、また一つ新しいお気に入りに出会えて嬉しい経験でした。
マキアージュ ロングステイアイライナー
6月のある日、ドラッグストアで雨宿りしていたら無性にアイライナーが欲しくなり、2本一気買い。
ここしばらくわたしの中では大まつ毛時代で単色アイシャドウ+しっかりマスカラのみでアイメイクを完了させていたのだけど、ちょっと引き締めが欲しいなと。久しぶりの労働のせいかここ最近特に目まわりに疲れが見え隠れしている気がして、締め色の必要性を感じることが多くなった。
目元ケアもしっかりやりつつ、対処療法としてメイクもちょっと変えようかなと思ってのアイライナー2本。これだけしっかりした動機があるのです、2本合わせて実質タダ。
マキアージュはパッケージがあまりに好みじゃないしどうしても好きになれない(大事なことなので言い方変えて二回言う)ので普段はあまり食指が動かない。なのに、いざ使ってみるとどのアイテムもすごく良くできていてコスパいいなと感心するブランド。これまでも何度素敵な裏切りにあったことか。なんだかんだ言って資生堂強い。
今回もなんというか当たり前に良い。ペンシルライナーというあまりに地味なカテゴリなので今後バズることもなかろうと思うけれど、するっと描けてモチもよく、言うことなし。ブラウンカラーはオフィスメイクにも使いやすい色味。さすがマキアージュ、さすが資生堂。隙がない!
ラブライナー リキッド
何年振りかに戻ってきたラブライナー。結論、やっぱいい!
薄めのカラーでも色味がぼやっとしないのと、何より筆のコシが本当にいい。フニャッと柔らかすぎるのは論外、硬すぎてもまぶたに悪いし何より痛い、ということでリキッドのアイライナーはかなりコシを気にして選ぶのだけど、いわゆるデパコスブランドでもここまでの描きやすさを感じたものには今まで出逢えていない。やっぱりアイライナーはこれに限ると心から思った。
昔よりはそれなりにお値段も上がったけれど、それでもまだ1,000円台でこの品質が手に入るのはありがたいことだよね。企業努力に恐れ入る。
学生時代ずっと愛用していたブラックからは乗り換え、ダークブラウンが今の相棒。濃すぎず、薄すぎず、ちょうどいい塩梅で目元を引き締めてくれるカラーでお気に入り。
しっかりくっきり目元で溌剌と過ごしたい日はこれ一本、少し柔らかい雰囲気が欲しい時はマキアージュをベースにこちらでちょこちょこ隙間を埋めて補正する感じで使い分けてます。
リアボーテ シェリースキンCC
これ、現時点での2024年ベストコスメの筆頭候補。
ある程度の肌の綺麗さが条件にはなるけど、いわゆる「ファンデ不要」を謳うアイテムの中で最強じゃないかと思う。
丸一日つけていても目周り含めて一切乾燥せず、皮脂と綺麗に馴染んで夕方まで汚くならないのがとても気に入った。在宅勤務の日はこのCCクリーム1本+気になるところにDiorのコンシーラーのみで仕上がる。SPFが15 PA+と真夏の日光と戦うには少し頼りないので、屋外に出る日はクレドポーのUVクリームを下に仕込んで使っている。
何よりも、夜まで疲れを感じさせない感じがとても好き。水が一切使われていない処方で、そのぶん美容成分がしっかり入っているのだそう。正直「ヒト幹細胞」とかいうものは信用していないが、そのあたりを知らないまま使用感を気に入って購入に至ったので問題無し。
平成ギャルの残党なのでどちらかというとしっかり強めメイク派閥に属してきたけれど、こういう肌の基礎力みたいなものが試されるミニマム仕上げのコスメもこれはこれで好き。
この暑さで崩れない鉄壁のメイクというものは存在しないと思っているので、せめて崩れ方が美しいコスメで揃えたいなというのが最近の方針かも。散り際まで美しい桜のようなね。うまいこと言う!
4-6月コスメ購入品まとめと総額
この3ヶ月のコスメ課金、52,030円。
紹介したコスメたちに加え、1年使ってみてやっぱり良かったクレドのクッションファンデのレフィルも買ってましたよ。
振り返ると本当に資生堂ブランド率高いね?とにかく大好きなSHISEIDOに加えてマキアージュ、クレドにも程よく課金できたので、なんだか達成感まである。夏真っ盛りになってきたので、今年は新しくなったHAKUのリキッドファンデに手を出そうかなと楽しく悩んでいるところ。
そして今季は親友の結婚式が控えていたこともあって輪郭引き上げに全力投球したので、コスメよりも施術に出費する方が多かったかな?こっちはあまりTwitterでもブログでも買いてこなかった気がするので、そのうちまとめて記事にしたい。
Sofia