ここ最近のビューティー業界の活況は今さら語るに及ばずですが、3月19日にVCから$10億を超える資金を調達し、ユニコーン企業の仲間入りを果たして話題をかっさらった企業があります。
Glossierとは？
元Vogueアシスタントが立ち上げたビューティーブランド
元VogueファッションアシスタントのEmily Weissがローンチしたブログ、Into The Glossが大人気となり、そこで得た読者のリアルな声をもとに商品開発を行って生まれたまさに時代の申し子！なブランド。
I wanted to make beauty as much of an element of personal style as fashion. …It has historically been an industry based on experts telling you, the customer, what you should or shouldn’t be using on your face.
Emily Weiss -CEO, Glossier
これまでのビューティー業界における、企業がカスタマーに指図するような図式を変え、美容をファッションのようにより個々人のスタイルに近づけたいという信念から生まれた注目のスタートアップです。
スキンケア重視、自然な美しさを追求するメイクアップ
Glossierは顔をゴテゴテと装飾し、作り込むようなメイクアップではなく、個性を生かすナチュラルなコスメで人気を博しており、そのフィロソフィーはブランドのメッセージでもある Skin first. Makeup second. にもよく現れています。
ただしスキンケアについてはおいそれと変えられないのもまた確か…。というわけで、今回は以下4つの商品を買ってみました。オーダーするとこのピンクのプチプチでできたポーチに入って送られてくるんですが、これがまた可愛い＆超便利。出張の小物パッキングに重宝しています。左から紹介していきます！
1. Boy Brow (眉マスカラ):
アメリカ人にはこれまで眉マスカラっていう概念なかったのかな？って思うくらい人気。
特段悪くないが、これについては正直日本のドラッグストアにあるやつの方がコスパ含め優秀。期待大だったぶん、残念…
悪くないけど、日本のプチプラコスメにもっといいものはなんぼでもあるな〜という程度。しかも驚くほど小さいので、一瞬で無くなる…これはリピート無し。
眉へのこだわりは今度記事にしよう。
2. Haloscope (ハイライター):
これも大人気商品。普通…でもくるくる回して（繰り出して？）使うのは便利で良い。ただし、境界線をぼかすのが結局面倒。
塗る時も結構肌に押し付けてる感じが強くて、摩擦が気になるのもマイナスポイント…。
シャネルで似た商品出てるのも気になってるけど、ハイライターに関してはもう運命の相手と出会ってしまったので、これもトライは無しかな。
3. Cloud Paint (チーク):
実は初めてパウダー以外のチークを使いました。最初は量の感覚がつかめず、どえらい量を出してもったいないことをしたけど、2回目以降はいい感じ。
最初は指で数カ所に乗せて、ポンポンなじませていく感じ。最後はスポンジを使っています。最初に乗せる量次第でしっかり目にもうっすら血色アップ程度にも使えてとても良い。6色展開されていて、今回は”Beam”を選びました。柔らかいピーチピンクで、イエローベースのわたしの肌の色にとても合う。多少くすんでいようがなんだろうが、それを抑えて顔色をフレッシュに見せてくれる気がします。これは好き！！
ぼかし方で濃さを自在に変えられるので、パウダーよりフレキシブルに使えるかも。例えば、Web会議なんかの際は少し濃いめではっきりとした発色にするとか。
慣れると塗りやすいしブラシも不要なので、メイク直し用に一つ持ち歩いてます。便利。
4. Lash Slick (マスカラ):
今回使ってみた4つの中で、どれか1つだけもう一度買っていいと言われたら迷わずこのマスカラを選びます（次点はCloud Paint)！既に3本目に突入しており、主に休日しっかりまつ毛をあげてキープしたい時に使っています。
ボリュームよし、カールよし、ちょこっと繊維が落ちるが総合点高い！
大学生以来一度も浮気せずずっとマジョマジョの下地とメイベリンのIllegal Lengthを組み合わせて使ってきたけど、最近アレルギーが出て以来アイシャドウをしなくなって、まつ毛にもう少し重点置きたいな〜と思っていたところでした。これはいい買い物した！
ボリュームも長さもバランスよく欲しい欲張り女子に心からおすすめしたい。
Glossier使ってみた：まとめ
4つ使って見た感想としては、正直機能だけをコスパと総合的に見てしまうと、日本のプチプラが圧倒的勝利。
日本なら同じ価格帯で他にいいものたくさんあるし。
でも、インスタ映えするパッケージやブランドメッセージの打ち出しなどでロイヤルなファンを獲得できているんだなあと学ぶ所の多いブランド。
あとはこれまでアメリカのプチプラブランドの視点からは漏れてた「ちゃんとしたスキンケアと最低限のメイクでしっかり綺麗」な目線があるのは良かった。
現にマスカラとかは個人的にも殿堂入りしてるくらい使いやすいので、ハマる人続出なのわかる！
新しいコスメがピタッとはまった時ってほんまにテンション上がりますね！日曜夜は気分がしぼみがちですが、来週はGlossierで毎朝フレッシュに頑張ろうと思います。
Sofia
