ふふ京都宿泊記:夫婦水入らずの京都旅

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ふふ京都

こんにちは。久しぶりの旅ブログは夫と二人で訪れた京都について。今回はずっと気になっていたふふシリーズに泊まって来ました。関東圏にもあるけど行ったことがなく、九州にはひとつもないので念願叶っての滞在です。

目次

京都とわたし、1X年の歴史

大阪で過ごした学生時代、京都はとても身近で、やれ桜が咲いた、抹茶パフェが食べたい、紅葉狩りじゃ、と言っては授業やバイトの合間に阪急電車で気軽に出かけていました。京都周辺に進学した友人も多く、彼ら/彼女らに会いに行ったものも含めると月1回くらいは訪れていた気がします。

一方、片道1時間ちょっとで行ける場所にわざわざ泊まることはなく、京都へは日帰りでバタバタと目的を果たしに行くというお出かけスタイルが多かったのが実情。それでも京都は当時暮らしていた大阪とは全く違う異空間であり、行くたびに町の風情や昼と夜でガラッと変わる空気、地元民と学生と観光客が行き交う光景に魅了されたのを思い出します。


社会人になり上京してからは関西が物理的にも心理的にも遠い土地になってしまい、出張を除くと初めて訪れたのはアメリカ駐在を終えたあと。ちゃんとした和食はほとんど食べられない都市で暮らしたあとだったので、どうしてもザ!ジャパン!な空気にどっぷり浸りたくて、7月の蒸し暑い京都に突撃したのでした・・

その時には祗園祭も初めて見ることができたので時期としても決して悪くなかったんだけど(大学の考査時期とドン被りしてて学生時代には行ったことがなかった)、超乾燥地帯のアメリカ中西部から帰国してすぐの京都は正直結構過酷だった思い出。湿度100%超えてるんじゃないかと思った。

産前旅行の行き先を考える中で、ちょうどつわりの落ち着きそうなタイミングが春先に当たること、敷居の高いお店も多くて静かに満喫するには子連れではしばらく難しかろうということもあって、割とすんなり京都に決まりました。

今回は夫と行く初めての京都、街じゅうが美しい春先、さらには次いつ来られるかわからないタイミングということもあり、予定は詰めすぎずに2泊3日のんびり街の空気を楽しみに行くことに。

ふふ京都に決めるまで

「そうだ京都、行こう」が固まったところで、次は宿泊先の選定です。我が家では旅行に関してはわたしがリーダーで頭脳を提供、夫はリーダーの決定に従い手足と体力を提供、費用は折半、の役割分担なので、早速わたしが行きたいホテル、旅館のリストアップを開始。

それにしても最近の京都のホテル開業ラッシュたるや!アマンやパークハイアットなどなど、青天井の予算さえあれば是非泊まりたいスーパーラグジュアリーなホテルも目白押しで迷いに迷いました。でも体調さえ問題なければ街を歩き回りたい気持ちも強かったので、少し贅沢しつつも背伸びしすぎないホテルを選ぶことに。

お部屋の雰囲気とお値段とごはんあたりを総合的に見て、あとは直感でふふ京都に決めました。

今回ふふ京都を選んだのは、上記に加え、ふふシリーズが以前から気になっていたこと、これまで未開拓だった南禅寺エリアで静かに滞在するのも素敵かもと思ったこと、全部屋に檜風呂がついていることが大きな理由です。

いつか注文住宅を建てるなら洋風の石のお風呂と檜風呂の2本立てにするのが密かな野望なくらい檜のお風呂が大好きなので、これはすごく嬉しいポイント。

あまりうだうだと悩まず決めたものの、ふふ京都めちゃくちゃよかったです。また関東圏に住むことになったら熱海や日光のふふにも泊まってみたい。

ふふ京都、ここがよかった

今回夫と2人で2泊3日お世話になったのですが、お部屋、館内、ごはん全て大満足の滞在になりました。

シンプルでモダンな和テイストな客室

今回泊まったお部屋はこんな感じ。窓を開け放てない(隣の建物がある)お部屋しか空いてなかったのは残念だったけど、真昼間はずっと外に出ていたので特に圧迫感も感じず。

ふふ京都 ブログ

最近だと竹ふえとかも行ったけれど、インバウンドを意識してなのかあまりに豪華絢爛というかちょっとびっくりなジャパニーズスタイルに出くわすことが増えた気がして・・。それはそれで面白いし本当の和風が味わいたければ老舗旅館にお世話になればいいのだけど、今回は過ごしやすさも考慮してできればある程度は洋の快適さも欲しかったので、ふふ京都はそこのバランスもgoodでした。

ちなみに子供の手が離れるだいぶ後になるのかもしれないけど、旅館といえばいつか憧れの俵屋旅館に泊まってみたいな〜と思います。

檜風呂でゆったり

ふふ京都のいいところは何より全部屋に檜のお風呂がついていることと、れっきとした温泉からお湯を運んできていること。

昼間は散策する気満々で京都に繰り出したものの、体調によってはお籠りステイになる可能性もあったので、お部屋でのんびりくつろげるのはホテル選びの際の大事なポイントでした。

ふふ京都 ブログ

ちなみに温泉は「能勢アートレイク温泉」なる大阪府豊能郡の源泉から引っ張っているそうです。美肌!とかリウマチが治る!みたいな突出した効能で有名なわけではなさそうだったけど、朝晩とゆったり温泉に浸かれてとても良かった。

お部屋にあるふふオリジナルのアメニティも香りが良くて全く不満はなかったけれど、別途お願いすれば雪肌精のスキンケアセットを持ってきてもらえるのも気が利いてていいなあと思いました。スキンケアセット含め、追加で持ってきてもらえるアメニティの種類も多かったし、iPadでぽちぽち注文すれば部屋の受け渡しボックスみたいなところに入れておいてもらえるのもいいシステム。

館内インテリアとお庭

ふふ京都のインテリアは一貫してシンプルで、過度に豪奢なところがなかったのがとてもよかったです。

祗園のお店でも見かけて気になっていたうちわがふふにもあって、思わず写真を。夏前になると舞妓さんや芸妓さんがご贔屓のお店に配る風習があるんだそう。伺ったのは春先なのでインテリアとして飾ってあるんだと思いますが、このうちわもそれぞれ実際の舞妓さんのお名前なのかな?

さすがにお座敷遊びは一生縁がなさそうだけど、こういう伝統が今でも根強く残る街は日本にもあまりないので、現地でその一端に触れられると嬉しい気持ちになります。

ふふ京都 ブログ

伺ったタイミングではちょうど椿が綺麗で、お庭ではこんなに立派なお花を楽しむことができたのも嬉しい誤算。美しい花は四季それぞれにたくさんあるけど、椿はその中でも特に好きな花です。

ふふ京都 ブログ

これはお庭のものとは別の種類かな?館内でも椿の花が綺麗に飾られていました。

ふふ京都 ブログ

京食材を堪能できる朝食

晩ごはんはどうしても行きたいお店が決まっていたので、今回のホテルごはんは朝食のみで予約。2日目と3日目でメニューもガラッと変わるし、妊婦用に配慮くださった内容だったし、大満足です。

ふふ京都 朝食

豆皿にたくさん出して頂くおかずもさることながら、写真に撮り忘れた白味噌のお味噌汁が美味しかったこと…!京都に旅した友人はことごとく白味噌の魅力にやられて帰ってくるのが周りで鉄板の出来事なのですが、例に漏れずわたしもハマり。専門店に寄る時間は捻出できなかったけれど、帰りの京都伊勢丹でしっかり白味噌買って帰りました。

ちなみにお食事どころはお庭に面していて、お席によっては池を眺めながら朝食を頂けるのもまたよかった。我々はカウンターだったので背を向ける格好でしたが…。

ふふ京都 ブログ

徒歩10分圏内に観光名所がたくさん

ふふ京都、意外と観光名所にも歩いて行けました!疲れたらタクシー移動でいいやと割り切っていたのでこれは嬉しい誤算でした。10分圏内で有名どころをざっと挙げるだけでもこんなに。

  • 蹴上インクライン(5分)
  • 南禅寺(10分)
  • 京セラ美術館、京都国立近代美術館(6〜7分)
  • 京都モダンテラス(10分)

特に、少し時間が空いた時に訪れた南禅寺への道のりが雰囲気もあってとても良かったです。湯豆腐で有名な順正さんやブルーボトルコーヒーの店舗があり、昔ながらの参道に老舗や西海岸のコーヒーショップが並ぶ様子にこれぞ京都という思いがしました。

ふふ京都滞在まとめ

久しぶりの京都、30代で訪れる初めての京都(大げさ)、次いつ来られるかわからない京都、ということでとても楽しみにしていた旅行でしたが、ふふ京都での滞在のおかげでアクティブな観光とゆったり時間をバランスよく満喫できてとても満足です。

歩くの大好きなわたしに旅行のたびにあちこち連れ回されている夫には、檜風呂と温泉が特に好評でした。

カップル旅行にも少し贅沢な女子旅にもいいし、広めのお部屋が確保できたら家族旅にも最高だと思う。最寄りの地下鉄駅からは少し歩くけど、妊婦でも余裕の距離だったので雨さえ降らなければそこも問題なさそうです。

今回観光では京都御苑、円山公園〜祇園、南禅寺参道あたりを歩き回ったので、食い倒れ記録とともに別記事でご紹介したいと思います。

Sofia

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