こんにちは。京都といえば四季折々に素敵な名所あり、グルメありの一大観光地ですが、やはり春は特別な華やぎがあるなと思います。少し前にかれこれ7−8年ぶりに春の京都を訪れたので旅の記録を。
宿泊したのはふふ京都。ちょうど良い和のお宿という感じでとてもリラックスして過ごせたのでおすすめ。
春の京都御苑でお花見ざんまい
桜もいいけれど、わたしはどちらかというと桃や梅の花の方が好きです。香りも抜群にいいし華やかだしね。今回訪れた京都御苑は桃の花が満開で、それはそれは美しかったです。一大観光地なのにこれまで一度も訪れなかったことを激しく後悔しました。
マグノリアも満開で溢れるように咲いていて、もうため息。白い花ってそれだけで無垢で高貴な感じがしていい。
ちなみに桜であれば圧倒的に八重桜が好き。いつか伊勢大輔の詠んだ奈良の都の八重桜を見に行くのが夢です。この日の御苑ではしだれ桜が見頃でした。これもまた艶っぽくて素敵。
いい天気でしょう?わたし、自他共に認める晴れ女なんです。最恐の雨男と結婚してお互いの力が拮抗していたのだけど、京都ではわたしの晴れ女っぷりが炸裂しました!
御苑に行って思ったのは、やっぱり春っていいなあと。暗くて寒くて目線も下向きになりがちな冬が明けて人間も植物も動物も喜んでるあの空気、大好きです。あとはスギだけが大人しくしていてくれたら言うことはないんだけども。
Cucina Italiana 東洞のパスタ3種コースランチ
京都御苑に行く前にランチでお邪魔したのが「Cucina Italiana 東洞」。
福岡は食の街とか言われるしそれに異論はないんですが、イタリアンだけはなかなかお気に入りが見つからず旅行のたびにその地で美味しいパスタのお店を探してしまいます。
真っ昼間からパスタに溺れたいな〜とクレイジーな視点でネットを徘徊していたら、気になっていた東洞がパスタ3種のコースを出してくれることが発覚。すぐさま予約しました。
町家のレストランに京都で一度行ってみたかったので、その夢も叶い早々に嬉しくなって撮った1枚。お天気も良くて最高だったなあ・・
お待ちかねパスタはどれも季節の食材たっぷりで美味しかったです。お気に入りを決めるのも難しいくらいに3つとも良かった。
今回はカウンター席だったのだけど、お隣のわたしたちのひと世代上かなと思われるご夫婦が仲良くワインを楽しんでいてとても素敵だったなあ。ある程度仕事も頑張ってお金も稼ぎ切ったら、あとは夫婦で美味しいものを食べていろんな街を歩いてのんびりと暮らしたい。
ロケーション的には京都御苑も近いので、観光の合間のランチにもとても良さそう。お店の方の接客も付かず離れずちょうどいい感じで、京都ランチデートを楽しめました。
京都はイタリアンの激戦区でもあるので行きたいお店リストも膨大なのだけど、ここはまた夜にお邪魔したいなあと思っています。
Cucina Italiana 東洞の予約はこちらから!(一休レストラン)。大人になるって素敵ね。なな治
美味しいお店が文字通り際限なくある京都。たった2泊でどこにお邪魔するかは事前に散々悩んだのですが、何度かリアルの口コミで名前を伺ったことのある「なな治」さんは必ず行きたいお店として心に決めていました。
事前に電話予約を入れて少し遅めの時間からのスタート。どうやら二部制で回しており、一斉入れ替えになっている模様。
8時(だったと思う)きっかりにお店に伺い、頑固そうに見えて意外と気さくに喋ってくれる大将におすすめを聞きながら6−7品をさくっと頂きました。あまり長居するタイプのお店ではなさそうだったのでシメは夫希望の京都ラーメンを想定し、おばんざい中心に。どれもこれも美味しくて、大食いの夫は全メニュー制覇できそうな勢いでした・・
少しだけ写真シェア。映えやハード面での居心地の良さを捨てて味だけで圧倒的に勝つお店、いいよねえ。2つめのごま豆腐の揚げ出しはなな治の名物らしく、特に美味しかった。
他にも写真をいくつか撮らせてもらったのですが、もう出し惜しみしちゃう。京都でぜひ行ってほしいおすすめのお店です。娘がこういうお店に行けるようになったらぜひ一緒に再訪したい。
祇園おかるの冷やしきつね
何を隠そう讃岐うどんの国出身のわたくし、旅先でうどんが名物と聞けば必ずトライすることを自分に課しております。他の地域のうどんに厳しい排他的讃岐うどん主義者も多い中、平和的うどん主義者を名乗っている次第です。
京都も意外とおうどんの聖地だなと気がつき、前の夜になな治の大将が教えてくれた「おかる」に伺いました。ランチどき少し早めだったので並ばずに入れてラッキー。
カレーうどんが有名だけど、わたしは関西といえば冷やしきつねだと思っているのでここでもそれを貫きました。
あっさりキリッとしたおだし、優しい味のきつね、言うことなし。普段は讃岐派としてコシ強めなうどんを愛していますが、これはこれで柔らかいのにダレてなくて美味しかった。
冷やしきつね本当に好きなんだけど、関西以外で出してくれるところ見たことないのよねえ。福岡でもやってくれないかな・・通います・・
無碍山房 サロンドムゲ でお抹茶パフェ
あんまりインスタ派ではないんですが、ちょっと可愛いスイーツの予定もひとつ入れたいなと思って目をつけていたのが菊乃井さんが手がける無碍山房。
京都はそこら中で抹茶スイーツが食べられるのだけど学生時代にそこそこ行ったので、今回は初めましてのお店をチョイスしてみました。本家の菊乃井さんにもいつか行きたい。
お目当てはこちらの抹茶パフェ。上品さをかなぐり捨てた(褒めてる)抹茶アイスどどーんのフォルム、パフェ好きにはたまりませぬ。
ちなみに抹茶苦手な夫はこちらをチョイス。これまたいちごどどーん(自重)のフォルム。わたしは抹茶の方が好みだったけれど、夫は大満足だった模様。
入店まで割と待ったし現地のオペレーションはてんやわんや感がすごかったけど、八坂の近くにあり周りにいくらでも観光名所があるので時間は余裕で潰せます。写真映えスイーツ、是非おすすめ。
Chocolaterie HISASHI のチョコレート
何を隠そうわたくしクラブハリエが大好きで、滋賀守山のブッフェに参戦したこともあります。
そのクラブハリエから独立したショコラティエのお店が京都にあると聞き、ずっとバケットリストに載せていたお店。東山の三条神宮道交差点の近くにあります。ちなみに、無関係だけど隣のジェラート屋さんもとても良さそうだった。
観光しょっぱなに寄ってしまったので荷物を増やせず、お行儀度外視でソフトクリームを食べ歩きしました。これまた美味しかったなあ・・!
京都は何十年も続く老舗あり、と思えばこういう新進気鋭のショップもたくさんあり、本当に食文化の豊かな街で驚く。せっかく転勤族なのだからいつか京都近郊に住めないもんかなと夫にプレッシャーをかけています。
春の京都観光&グルメ まとめ
いかがでしょう?久しぶりの京都に大はしゃぎした様子が伝わったのではないかと思います。
清水寺とか、いわゆる超有名どころの観光名所をすでに踏破していることもあって、のんびりと街をお散歩したり美味しいものを頂くのに時間を使えたのがとても良かった。昔よりさらに人は増えたけれど、京都は何度行ってもいいところですね。
また春に行きたいし、新緑の夏も紅葉の秋も訪れたい。次は少し足を伸ばして嵐山なんかもいい。次に行ける機会が今から楽しみです。
Sofia