こんにちは。出産という一生に一度レベルの大イベントをなんとか無事に終え、夫からプッシュギフトを贈ってもらいました!
プッシュギフトに選んだ一生ものジュエリーというタイトルになってますが、最終的には一つしか買ってくれなかったので←、どちらかというと一生かけて揃えたいジュエリーのウィッシュリストという感じでお読みいただければと思います。
思い返せば金曜夜は彼氏(たいていの場合彼氏未満)の話か行きたい旅行先の話ばかりだった仲良しギャルズとの会話も、欲しいお洋服やバッグの話、たまにキャリアクライシスの話を挟みつつ、今となっては健康管理と不動産ネタばかり。唯一のきらきらしいトピックがジュエリーになりました。順調に歳を重ねて来た感がある・・!
プッシュギフト選びのポイント
妊娠初期のつわりが相当ひどく、もう二度と経験したくないので、少なくとも妊娠中は人生最初で最後の出産という気持ちでした(今はまだ迷っています、2人目問題)。
ということはすなわち人生最初で最後のプッシュギフト。これは気合いを入れて選ばなければなるまい・・!ということで、日本国内で見に行けるジュエリーのメゾンにはひと通り通いました。色々見て回ってある程度自分の好みが見えてきたところで、条件を3つだけ設定。
- 死ぬまでつけられるジュエリー
- ストーリーに共感できるブランド、アイテム
- かしこまった場面以外でも普段使いができるものだとなおよし
職業柄(?!)、ジュエリーを選ぶ時にデザインよりもコモディティの品質(ダイヤの4Cとか、標準化された基準)で選んでしまう癖があるのですが、プッシュギフトはメゾンの素敵なデザインとストーリーを身に付けたいという基準で選んでみました。あとは一張羅に合わせるよそ行きのジュエリーというよりは普段から使える=Tシャツジーンズでも違和感なくつけられるもの。そして80歳になっても一軍として活躍してもらえそうなもの。
一方、プッシュギフト選びの際に条件に挙がりやすい「いつか娘に譲れる」はわたしには全く問題にならず。ジュエリーもバッグも一軍お洋服たちも死ぬまで愛でたいし使い込みたいし、天国にも抱えて持っていくつもりですので。もしも桃源郷があるのなら、そこでもバッチリおめかししたいじゃない。
そんな貪欲な妊婦がつわりの合間を縫って全力検討したジュエリーたちはこちら。今でもどれも捨てがたく、一生かけてコレクションしたいWish listです。
- ティファニー ノット ペンダント
- ブシュロン キャトルラディアント リング
- ヴァンクリーフ&アーペル ペルレ スウィートクローバー リング
- ジャガールクルト レベルソ
- カルティエ ラブ ブレスレット
ティファニー ノット ペンダント
色々と検討しつつも、長くプッシュギフトの筆頭候補だったのがティファニーのノットペンダント。
イエローゴールドの地金にダイヤが片方だけについているものがモードで可愛いなと思ってフォローしていたアイテム。
メゾンでのジュエリーのお買い物はそのブランドのストーリーやコレクションに込められた意味も含めてのことだと思っているので、Knotというシリーズ名を初めて見た瞬間にいつか何かの記念に手にいれたいなと。出産もまた自分と家族の絆、特にわたしと娘の絆を象徴するイベントなので、ノットシリーズの持つ意味がとてもマッチするなと思っていました。
実物もものすごく可愛かったのだけど、少し華奢だったというか顔まわりにはもう少しドーンと大きなモチーフをつけたいなと思い、見送りに。ちなみにネックレス番外編としてGRAFFのバタフライのシルエットペンダント、ハリーウィンストンのリリークラスターもつけてみたものの、この辺りはあまりにもピンと来ず一瞬で断念。
とは言えこのノットのデザインは大好きなので、いつかリングを手に入れようと虎視眈々と狙い続けているところ。
ちなみにティファニーで言えばイエローダイヤのリングも欲しい。小さい頃から一切ブレずに黄色いものを愛してきたので、その集大成として(?)綺麗な黄色いダイヤをひとつ手に入れたいなとひっそり思っています。
ブシュロン キャトルラディアント ダイヤモンドリング スモール
手持ちの婚約指輪、結婚指輪と重ねても違和感がなくてとてもいいなと思い候補に入ったのが、キャトルラディアントのリング。
モードでいつまでも愛せそうなデザインがとても好きで、かつ今後も買い足していけるシリーズというのもとても気に入ったポイント。
リングそのものに非の打ち所はなかったけれど、友人たちとかなり被ってしまうのが気になったのと、自分の婚約指輪と結婚指輪が大好きでこれ以外に気軽にリングを増やしたくないなという気持ちがあり、お蔵入りになりました。
ブシュロンは婚約指輪を選ぶ際にとても気になったメゾンでもあるので、その後もずっとチェックしてしまっている。ポンデュパリもヴァンドームリズレも好みにドンピシャだった・・2回目の結婚なんて事態がもしあれば、次はブシュロンを選ぶ気がします。
ヴァンクリーフ&アーペル ペルレ スウィートクローバー リング
これまた非の打ち所のないリング。右手にドーンとつけたらかっこいいよな〜と思って今もwish listのトップです。
店頭でつけさせてもらったらまだ少しわたしの手がこのリングには足りていない感じがあり、悩んだ末に見送ったもの。手が小さめ&指も細めなので、リングのボリュームに完全に負けちゃってました。
リングは気軽に増やしたくないが、これはもう少し手に貫禄をつけたら必ず迎え入れたい。
わたしにとってVCAは自分が身に付けたいブランドという立ち位置でないので(ハイジュエリーをアートとして愛でるのはもちろん好き、あと石油王並みに資産があったらもちろん欲しい)、あまり普段チェックしていないのですが、このリングだけは別格にお気に入りです。いつか手元に来てくれますように!
ジャガールクルト レベルソ
候補の中で唯一のウォッチ。これこそ一生使えるし、時を刻むという時計の機能そのものが人生の大きな節目を記念するのにふさわしいかなという気がして。
しかし機能でいうとわたしは時計に一切の執着がなく、iPhoneで事足りるでしょうと本気で思っているので、クローゼットの肥やしになりそうなものはやめておこうということで見送りました。本当に美しかったし、こういう職人の作品!というものをひとつ持っていたいなという気持ちもあったのだけど。
ちなみに社会人としていつもiPhineを覗くのもどうなのかなと思い、腕時計も1本だけ持っています。エルメスのケープコッド、一番小さくてシンプルなモデル。レベルソの青いストラップに大変惹かれたので、手持ちのストラップを青に替えて気分転換してみようかなと思っているところ。
カルティエ ラブ ブレスレット
そんなこんなでたくさんのジュエラーを見に行き、最終的にプッシュギフトに選んだのは超王道ジュエリー。
学生の頃から(多分当時はお値段今の半分くらいだった)の憧れだった、カルティエのLOVEシリーズ。
LOVEコレクションに込められた意味も含めて本当に憧れで、いつかこれを贈られたいとずっと思っていたジュエリー。基本的にモノは自分で稼いだお金で買いたい派ですが、このシリーズだけはプレゼントされたかった。
1970年代のニューヨークで生まれた「LOVE」コレクションは、自由な愛のシンボルです。ドライバーで留められたビスのモチーフが永遠の強い絆を象徴するこのジュエリーは、さまざまな解釈をすることで身に着ける人それぞれのアイデンティティの表明となります。変わらぬ愛をそこに封じ込めて。
Cartier
コレクションの中でも特にビスを使って開閉するブレスレットがずっと欲しくって、結婚十周年にでも・・と狙っていたのだけど、出産記念にこそふさわしいじゃないかと!
ティファニーノットに「なんかちがう・・」と感じて以来ずっと決め手に欠けていたプッシュギフト探しがようやく終着を見た瞬間でした。
ダイヤの一つもついていない地金のジュエリーにこのお値段・・?と夫は大変驚愕しておりましたが、黙ってこれを贈ってくれました。エンゲージメントリングとプッシュギフトは女性の気持ちが第一だから逆らうなと夫に教えてくださった会社の先輩、感謝申し上げます。
つけ外しがやっぱりちょっと手間だけど、その分つけるたびに出産のこと、娘のこと、最後までわたしの心変わりを願いながらカルティエに連れて行ってくれた夫の顔、全部が思い出せる。ほんとうにいい記念品だなと自分のセンスに感心している毎日です。
それにしても物欲が最近なくなってきた気がする〜とか言っていたのは誰だったのか、今回のプッシュギフト探しで一生もののwish listが完成してしまったので、これからも勤労に精を出そうと思う次第です。
Sofia