ワンオペ育児、始めました:生後1ヶ月振り返り

当ページのリンクには広告が含まれています。
ワンオペ育児

こんにちは。娘が生後1ヶ月を迎えたとほぼ同時に夫が職場に復帰し、いわゆるワンオペ育児が始まりました。思えばその前の家族3人揃って過ごした新生児期は本当にあっという間で、慌ただしくて寝不足だったけどそれでも幸せなひと時だったなと思います。おひとりさま育児、話には聞いてたけど本当に孤独。

新生児期育児の振り返り記事はこちら:

あわせて読みたい
新生児期の振り返り:新米ママデビュー! こんにちは。壮絶な(言わせてくれい!)不妊治療を経て夏に第1子を授かりましたSofiaです。 出産予定日を10日超過し、予定日超過+羊水過小で入院→28時間の出産の末に...

孤独な戦いが始まり、今思えば一番しんどかった生後1ヶ月の生活や考えたことなど、例によって徒然なく振り返ってみました。

目次

パパ育休終了、平日ワンオペ育児スタート

出産後1ヶ月、ついに恐れていた瞬間がやってきました。夫の職場復帰です。

夫が仕事に戻ること自体は元から決まっていたので特に何も思わなかったし、育児はもちろん大変だけど仕事には仕事のつらさややり切れなさがあるし、何より夫も娘と日中会えなくなることを心底残念がっていたので、むしろ気の毒というか家族のためにありがとよ・・!というのが正直な気持ち。

ただ、やっぱり娘の初めてをもう少し一緒に見て喜びたかったな。既に娘の初めての(新生児微笑ではない)笑顔、本気の両足蹴り、予防注射のあと訳もわからず口をへの字にした顔、たくさん1人で見てしまったよ。どれも本当に可愛かったから、できれば夫とその場面を共有したかった。これができなくなってしまったのが、1人で育児をすることの一番のつらさかもしれません。

ワンオペ育児自体はあまりに寝ない娘にげっそりしつつも(後述)、今はLINEで友人たちともすぐやり取りできるし、Twitterもあるし、もちろん物理的に横に誰もいてくれない寂しさはありつつ、事前に警戒していたほどのつらさは感じずに来れています。これが昭和〜平成の環境と価値観の中での育児だったら既に限界だったかもしれない。令和の技術といつも気にかけてくれる友人たちに心から感謝する日々です。

もちろんこの先夜泣きが始まる可能性もあればとんでもないイヤイヤ期(イヤイヤなんて可愛い言い方してるけど英語だとTerrible Twos とか言うからね?!)を迎える可能性だってあり、いつ何時奈落の底に突き落とされるかわからないという危機感は持ち続けておこう・・と思っています。

そして、とにかくこの期間は娘を死なせないこと、怪我をさせないこと、病気をさせないことを優先し、少しでも時間ができたら自分のメンタルケアに使おうと決めていたので、家事は最低限の掃除と洗濯以外ほぼ何もやってません。それでもかなりいっぱいいっぱいだったから、育児の負担を配偶者に多めに持ってもらっている人間は間違っても家事について意見したり不満を言ったりするのはやめましょう。口を出すのではなくカネか手を出しましょう。もはやそんな昭和の負の遺産みたいなやついないとは思うけど。

ごはんに関しては、それまで頻繁に行っていた外食もしなくなったし、そのぶんグルメのお取り寄せは活用しようと思い、色々試しています(現在進行形。是非おすすめ教えてほしい)。時短にもなり、美味しいものも食べられて、本当に助けられました。

\5と0のつく日は楽天ポイント5倍!/
楽天市場
\5と0のつく日は楽天ポイント5倍!/
楽天市場

最後のピザレボは福岡のお店でよく通ってます。冷凍ピザもお手頃かつ超時短になるので我が家で重宝しているお取り寄せグルメ。

お願い、お昼寝して

今はだいぶ改善されたものの、1ヶ月めの前半頃まで昼間の寝つきがとても悪かった娘。夜にきちんと寝るだけありがたい方なんだとは思いつつ、日中全く自分の時間が取れないことにげっそりしていたのがこの頃。

毎日娘の寝た夜8時から自分が寝る0時ごろまでが唯一ほっとできる時間で、とにかく朝が来るのが怖かった。生後1ヶ月だと1日に15〜16時間は寝るとどの本にも書いてあるのに、ひどい日は10時間を切ることもありました。大人やん?

幸いちゃんと相手をしている限り不機嫌モンスターになるわけではなかったので、絵本を読み聞かせ、椎名林檎独唱を聴かせ、語りかけという名の下に愛犬の様子を実況し続ける作業をひたすら繰り返す日々。

ただし、まだ大した反応もしてくれない小さい生き物相手に読むのも歌うのも話すのも実際はかなりしんどかった。やはりコミュニケーションというのは通常双方向のものなので、一方的に発信し続けるというのはこちらにも相当な精神力が求められるんだなあと。Web会議で自分の発言時みんな画面オフで無反応なシーンを想像するとゾッとすると思うんですが、正直それと大して変わらなかった。愛犬もわたしのおかしさを察知して徐々に近寄って来なくなるし。それだけ手を尽くしてもやっぱり寝ないから、しんどいしんどいと思いながら何度も時計を確認し、夫帰宅までのカウントダウンをしていました。

それから少しずつ1日のパターンが落ち着いてきて、今は朝と昼のお昼寝は割と寝られるようになりました。まだまだ夕寝の前は大苦戦していてたまに涙目になることもあるけれど、朝1回目の娘起床タームを終えて寝かせた後に1人でコーヒーを飲めるようになったのがとても嬉しい。そして娘も少しずつ人間になってきて、たまに笑ったり怪訝な顔をしてみたり、反応が返ってくるようになったのも楽しい。

ちなみに日中の寝かしつけにはおしゃぶりを使っています。依存は少し怖いけど寝ないよりはるかにこちらの心が安定するので、プラス要素の方が大きいと判断しました。歯並びへの影響が気になり始める頃までは頼らせてもらうつもりです。

\5と0のつく日は楽天ポイント5倍!/
楽天市場

ちなみにネントレはまた別途記事にするつもりだけれど、娘にジーナ式は全く合わず。ジーナ式で提案される日中に起こしておく時間が長すぎた(疲れ切ってしまい寝られなくなっていた)のではないかなと思っています。我が家では「ママと赤ちゃんのぐっすり本」を軸にした「活動限界時間」をしっかり守って寝起きさせるやり方がなんとなく定着してきました。

ジーナ式の悪魔的なまでの読みにくさと比べると、こちらは圧倒的に理解もしやすくてありがたい。おすすめです。作者の愛波さんは乳幼児睡眠コンサルタントとしてInstagramやウェブサイト等でも積極的に情報発信していらっしゃるので、これらもいつもチェックしています。

働きたい<<<きちんとメイクしてヒールが履きたい

これはもうタイトル以上でも以下でもないけれど、とにかく産前のバチっと決まった自分が恋しくなった。

へとへとになった残業後、同期と美味しいごはんに散財したこととか、月に何度も海外出張に行き、現地のパートナーや同僚たちと時には祝杯をあげ、時にはやけ酒をしたこととか、仕事終わりに待ち合わせて夫とお買い物デートしたこととか、次から次へと思い出されてミルクをあげながら涙が出ることも。わたしが心底愛してきた生活にはやっぱり仕事が密接に関わっていたんだなあと痛感しました。こういう贅沢を楽しむお金を稼ぐ手段としてももちろん。

いくら娘が可愛くても、やっぱり毎日すっぴん部屋着で家に閉じこもっていてはわたしの心が死ぬ!!ということをワンオペ開始1週間で痛感しました。特にお昼寝をしない娘に定期的におしゃぶりを押し込む作業のために暗い部屋で音を立てずに何時間も座っていると、なるほどこれは鬱一直線!間違いなく近々鬱!もう鬱待ったなし!!!と自分でも納得(?)したほど。

自分で危機に気づけるうちになんとかせねばと思い、それ以来、毎日「前日とは違うコスメを使ってメイクをし、外に出て、プロが淹れたコーヒーを1杯飲み、その間は会社貸与iPhoneで情報収集」を小さな小さな日課にしています。ヒールはまだ履けていないけれど、産前と変わらず仕上がった自分の顔を鏡で眺めるのは本当に精神状態を上向けてくれる。

そして(特に激務期や取引先の無茶振り対応に追われている時など)あんなに勤務時間外に見るのが嫌だった会社携帯も、今はとてもありがたいツールになりました。例えば中国経済見通しだったり、マクロの質の良い情報が綺麗にまとまった社内リソースに手っ取り早く触れられるので、社会人としてのベースを保つのにいい習慣だなと思って続けています。

いつ職場復帰するのか?そもそも復帰なのか、転職するか?という問題にはまだ正面から向き合えておらず、0歳4月がすぐそこなのを考えると悠長にはしていられないのだけど、産後のマミーブレインのせいにしてふわふわしています。

それなりに忙しくしている方が人生楽しめるタイプなので仕事はしたいけれど、かといって産前の激務に戻れるか(戻りたいのか)と言われると・・。しかし出張を抑えた商社マン生活に何の面白みがあるんだろうとも思うし・・。夫婦二人が忙しく働いていて、果たして1日にどれだけ娘と向き合えるのか想像もつかないし。女の人生、というか大人の人生、なんて難しい決断の連続なんでしょう。

2人目どうするよ問題

2人目妊活についてはこちらの記事でもさらに深くネチネチとぼやいていますのでぜひ:

あわせて読みたい
30代の不妊治療ブログ⑥ 2人目妊活問題 こんにちは。久しぶりに不妊治療トピックでの更新です。 以前「ワンオペ育児、始めました:生後1ヶ月の振り返り」でも触れたように、我が家で今ペンディングになってい...

1人目を産むと決め、不妊治療をし、妊娠期間を経て出産するまでも相当な覚悟と忍耐が必要だったのに、もう2人目問題。そしてこれも自分の年齢、キャリアなどを考えると決して結論を先延ばしにできる状況ではない。

とはいえわたし自身が長女で親に都度「お姉ちゃんなんだからお行儀よくしなさい」「我慢しなさい」「妹のお世話をしなさい」と言われた結果、妹が大嫌いな子どもだったので(今は妹大好きで多少煙たがられている)、長女である娘にはそんな思いを絶対にして欲しくない。むしろ今2人目を産んでしまったら、自分の中のインナーチャイルドが大騒ぎして長女のケアばかりに注力して自分の親と逆の失敗をする気さえする。それはそれでわたしの目指したい家族の姿では断じてない。

そして何よりも、今の自分に娘の育児をしながらつわりと出産を耐える余裕はない。さらに共働き育児の大変さなど考えると、いよいよ尻込みしてしまう。

そんな感じなので、今はまだ2人目のことは考えず娘だけに集中する期間と捉えています。新生児期の宇宙人感もようやくなくなり、様々な表情が見られるようになってきたところなので、不妊治療やつわりのせいでこんなに可愛い娘としっかり向き合えないのは悲しい。

一方で将来やっぱり2人目が欲しい!と思う可能性は捨てきれないので、受精卵は引き続きクリニックで保管して頂いています。多少費用はかかるけど、あれだけ痛い思いをした採卵はできればもう二度と繰り返したくないし。知らなくてびっくりしたんですが、これも保険適用範囲なので目ん玉飛び出るような出費にはならなかったのがありがたい。

不妊治療関連で今やっているのはそのくらいですが、以前ビタミンD欠乏を指摘されているので、サプリメント摂取は続けています。治療中は我慢して錠剤を飲んでいたけれど、実は超苦手だったので今はグミサプリに落ち着きました。ちゃんと美味しいので全く苦にならなくておすすめ。

\5と0のつく日は楽天ポイント5倍!/
楽天市場

まとめ:まずまずのスタートダッシュ?

早くも夫の育休が終わり、ワンオペという名の孤独な戦いが始まった生後1ヶ月。結局しんどかったの?意外と何とかなったの?という感じですが、まさにこの2つの感情が行ったり来たりするような感覚でした。1日中ディズニーBGMメドレーを再生しっぱなしにして気が狂いそうになった日もあれば、理由もわからないけれどコテっと寝たおかげで自分の時間がゆっくり取れた日も。一進一退、2歩進んで1.9歩下がる、時には3歩下がる、最悪落とし穴に落ちて1回休み、みたいな繰り返しの日々でした。

一方、この1ヶ月を大きな流れで見てみると、少しずつながら日中のリズムも出てきて1日1回は外に出る習慣が確立できたのは嬉しかった。娘も少しずつ人間らしくなってきて、あやすと笑ったり毛むくじゃらの兄(豆柴2才)の存在に気づいたり、彼女にとっても世界がおもしろくなってきているんだろうなあと感じます。これからたくさんお出かけして、色んなものを見て聞いて色んな人に会って人生を一緒に楽しんでいきたいなあ。

Sofia

新生児期の振り返りはこちら:

おすすめのベビー用品まとめ記事はこちら:

30代の不妊治療振り返りブログはこちらから:

ブログランキング・にほんブログ村へ
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次